カフェインレスは、体に優しい
珈琲には様々な栄養成分があり、色々な作用が身体を刺激する効果があります。特に代表的な成分として、『カフェイン』に対する健康をもたらす情報は、テレビ・雑誌などでよく見うけられます。
しかしながら、
「好きな珈琲を飲みたいのですが、カフェインを摂取しても良いものなのか、悪いのか?」
と悩んでいらっしゃる方もいらっしゃる様です。
その様な状況下でお悩みの皆さんへ、ご参考にして頂ければと思います。
カフェインを控えたほうが良い方
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肝機能が低下している方
珈琲に含まれている成分「タンパク質・脂肪」は、身体に吸収されますが 『カフェイン』 だけは肝臓で処理される為に、飲みすぎると負担がかかります。
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妊娠中の方
珈琲を飲んでいるお母さんが、出産後の赤ちゃんに異常が見られたとか、流産・早産の原因につな がる事は無いですが、胎児が『カフェイン』 によって興奮する事が在る様です。
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授乳期の方
『カフェイン』 は母乳の中に含まれ、赤ちゃんへと移行します。その影響として、興奮状態になり情緒不安定に成ったり、覚醒作用で夜泣きをする時も在ったりします。
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胃酸過多の方
『カフェイン』 の作用が、胃の粘膜を刺激して胃酸の分泌を高めるので、胃の弱っている方は、食後に珈琲を飲むのはよろしいかと思いますが、空腹時には気分が悪くなる時も在ります。
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夜眠れず悩んでいる方
『カフェイン』 には確かに目覚め効果がありますが、習慣的に飲み続けると個人差はありますが、その効果は少なくなります。
以上の様な状況でお悩みの方は、珈琲を少し控えるかミルクをたっぷり入れて飲む様に心がけて頂くのも一つの方法だと思います。
但し、珈琲に含まれている『カフェイン』は、食品中に含まれているものですから、健康な身体に影響を与えるほどの量は含まれていません。
珈琲を飲みたくて、ストレスを逆に感じる事の方が身体に影響を及ぼすかもしれません
そこでお悩みの方へのお勧め品
【カフェインレス】という珈琲が有ります!
カフェインレスは別名 【デカフェ】 とも言います。
薬品を使わず 『カフェイン』 だけを取り除き、他の成分を維持している為、薬臭さが無く美味しさを保持しています。
お勧めの煎りは 「シティーロースト」 です。
オーダー焙煎をご依頼のお客様は、生豆500gから承ります。
珈琲は善玉コレステロールを増やす
血液循環を良くし低血圧を改善
~ 防衛医科大学助教授 石川俊次先生の研究結果 ~
朝の珈琲の効果
朝、起きがけに飲む一杯の珈琲は、胃袋だけでなく、頭脳をはじめ、
体の隅々まで目覚めさせてくれるような心地がします。
実際、珈琲の持つさまざまな作用が、まだかかりきっていない体のエンジンをスムーズに回転させるのです。
珈琲に含まれているカフェインは、末梢の血管を広げたり、心臓の拍動を高めたりして、血液の循環を良くします。
ですから珈琲を飲むと、全身に新鮮な血痕が行き渡り、頭も体も活発に働き始めるのです。
低血圧の方に最適
このカフェインの働きは、特に朝が苦手という低血圧の人の場合に、非常に有効に作用します。それは、珈琲にはほんの少し血圧を上げる効果があるからです。
少しでも血圧が上昇することは、ぼーっとした朝の不快感や日常の疲労感、立ちくらみ、手足の冷えといった低血圧独特の症状を半減し、体を動かしやすくするはずです。
低血圧の人が、午前中から気持ちよく活動するためには、起きがけに一杯という具合に珈琲を上手に利用するとよいでしょう。
珈琲とコレステロール
珈琲に血圧を少し上げる作用があるとなると、
高血圧の人は飲まないほうがいいのかと考えがちですが、それは早合点です。
珈琲にはさまざまな研究や調査が行われていますが、珈琲をたくさん飲んでいる人に高血圧が多いという調査結果はありません。
高血圧の人がなりやすい病気の一つに動脈硬化があります。
動脈硬化が進行すると、脳梗塞(脳の血管が詰まって起こる脳卒中)などを起こす危険性が高くなります。
動脈硬化の原因の一つに、コレステロールという脂肪質が血管内に沈着することが挙げられます。
10年ほど前までは、珈琲はコレステロールを増加させ、動脈硬化を促進するという説が、医学界の常識とされていました。
しかし一般に、我が国で飲まれているフィルターコーヒー(紙や布で慮過した珈琲)やインスタントコーヒーは、悪玉コレステロールを増加させることは、まずありません。
珈琲に含まれるポリフェノールは善玉コレステロールを増やすことができるという研究結果があります。
皆さんも朝一杯の珈琲の習慣を始めてみてはいかがでしょうか?